ISBN:4044604282 文庫 水野 良 角川書店 2004/10 ¥540

遠い遠い昔。少々アニメにはまった時期がありまして、
その時の名残でずーっと読み続けているシリーズの一つですね。
もう一つは「創竜伝」です。
個人的にはこの2つは今読んでもそれなりに面白いと思うのです。

というわけで、新刊が出ているのを知らずに本屋に行って見つけてしまったので、買ってきました。
今回のお話は、カーディス教団の復活と新生マーモ帝国滅亡、それから幽霊船討伐とリーフVS小さなニースの恋愛バトル(?)がメインかな。(苦笑)
そして、久々の登場のロードスの騎士パーンと永遠の乙女ディードリッドも見逃せない存在。
もちろん モテモテのスパークの活躍も健在ですよ〜

ま つなぎとしてはいい感じではないでしょうか。
恐らく次の5巻で、小さなニースの身に何か起こるのでしょうね。
この伏線だと。スパークと小さなニースがどう乗り越えていくのか今から楽しみです。
・・・次が出るのが2年後くらいじゃないかなと思いますけどね。

幻夜

2004年2月24日 読書
昨夜、明け方近くまで読んでました。(苦笑)
社会人になってから平日に新聞が来るまで起きていたのも
かなり久しぶりだったかも。

舞台は阪神大震災の被災地で謎の女を主人公が目撃する
ところから始まり、主人公の逆境を救ってくれたその
したたかな女を愛してしまいながらも利用されていく・・・

小悪魔的な女の描写と女にのめりこんでいく主人公。
そして積み重なった謎が解ける時、悲劇が・・・
ミステリー小説としては、いい出来。
細かい複線の描写がきれいです。

最近2段組の本ってあまり見かけないような気もしますが、
まあ それなりのボリューム。
ストーリーの展開もテンポよくすんなり読めたかも。
東野さんの作品を読むのは久しぶりでしたが、楽しませていただきました。

蹴りたい背中

2004年1月26日 読書
ISBN:4309015700 単行本 綿矢 りさ 河出書房新社 ¥1,000 『インストール』で文藝賞を受賞した綿矢りさの受賞後第1作となる『蹴りたい背中』は、前作同様、思春期の女の子が日常の中で感受する「世界」への違和感を、主人公の内面に沿った一人称の視点で描き出した高校生小説である。 長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとする…

芥川賞を受賞したので、読んでみました。
内面の描写はいきいきとしててきれい。
内容的には、結構ドロドロというか、よどんだ感じなのですが、
きれいに読ませるような文章になっていることはビックリ。
まあ 将来楽しみな存在ではあるかな。

内容は、正直「インストール」の方が良かったように思います。
いろいろ意見も分かれるかと思いますが。
「にな川」に対するハツの感情の動きが注目かも。

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